青蓮寺の新しい永代供養墓苑
永代供養墓と称するものは、沢山あります。今や「永代供養」という言葉は社会現象ともいえる状況です。その内容、金額なども非常に幅広く、いざ永代供養をと考えた場合お迷いになるのではないかと思います。ご自身の終の棲家として、生きた証として、時間をかけて、後で後悔しない永代供養墓苑を選ばれることをおすすめいたします。
大規模永代供養墓苑としてマスコミにもてはやされていたり、永代供養墓の会員募集を新聞広告で派手に打ったり、そこには商業主義が見え隠れしているように感じられることがあります。ご自分のことなのですから、納得いくまで調べ、確認することは非常に大切なことだと考えます。多額な経費をかけ、派手に広告を出して、それでもって費用はただ同然みたいな謳い文句を。そんなことで責任の持てることが出来るのでしょうか?疑問が生じてしまいます。責任を持って供養を継続するためには、どう考えたってそれなりの経費は必要となります。これでは無縁墓地と何ら代わりがないように思えてなりません。しかも業者任せとなってしまっては、不心得者が潜んでいないとは言い切れないようです。見掛けの費用だけで安易に考えない方がよいと申し上げます。
私は、熟慮に熟慮を重ねた結果、永代供養墓苑「アユスの郷」を自信を持って提案します。
毎月1日に寺で合葬墓に献花・献香をいたします。
青蓮寺の永代供養墓苑『アユスの郷』には期限がありません
今までのほとんどの永代供養は納骨堂形式です。一定期間が過ぎた後は合葬しますというシステムが大多数を占めています。個々のお墓を用意するということは無いのではないかと思います。あったとしても非常に多額の使用料を必要としています。
このたび青蓮寺が提案します永代供養墓は、個々のお墓を用意し、末永く保持するというものです。
石仏の台座中に大理石製の舎利容器を納めます。(この容器にはお骨の一部が納められ、永久に保持されます。)
容器に納められないお骨につきましては合葬といたします。
青蓮寺の永代供養墓苑「アユスの郷」の名称について
サンスクリットに「アーユス」という言葉があります。
「いのち」という意味で、会員になられた方々の命のつながりを大切にしたいという思いから名付けました。
※サンスクリット原典では 阿弥陀仏を示す言葉として『AMITA ĀYUS』と『AMITA ABHA』の二つが出て参ります。
これを『無量寿仏』と『無量光仏』と訳しています。『AMITA』とは『限りない』という意味ですから『無量』と表しています。『ĀYUS』は『いのち』、『ABHA』は『光』という意味です。
限りないいのちとは、私たちのいのちそのものでもあります。限りない光とは、誰にでも分け隔て無く注がれる仏の慈悲を表しています。
『アユスの郷』同じいのちを分かち合う者みんなが仲良く集う場所であることを表しました。
合祀墓のモニュメントについて
合祀墓のモニュメントには、サールナートで発掘されたインドの国章であるアショカピラーの等寸(約2メートル)石彫をインドの地で制作しました。
実物では、若干の痛みがありますが、こちらは補正されていますので、作られた時点の姿をしのんでいただけると思います。
すごい存在感を持って境内に立っています。
檀家として何ら変わることのないサービスを寺から受けることができます
青蓮寺の永代供養墓に申し込みをされた方は、檀家として何ら変わることのないサービスを寺から受けることができます。
供養できる方がおられる間は檀家としてのお付き合いが原則となります。
供養できる方が居なくなった時点で寺がご供養を引き継ぐことになります。
申し込まれた方のお葬式は、青蓮寺もしくは最寄りの時宗寺院により勤めさせていただきます。
戒名授与等については一般檀家と同じ扱いになります。
※時宗以外の戒名であっても既に戒名を授与されて葬儀が済んでいる方については、ご相談をお受けいたします。
永代供養を申し込まれ、永代供養料を納入された時点で、青蓮寺の檀家となります。檀家さんとして寺報等の発行や寺の行事への参加をしていただくことになります。また、
永代供養を申し込まれた方々のサークル活動などを開催もしくは援助をいたします。
石仏は青蓮寺の墓地である山腹に祀られます。
参拝場所は合葬墓で、石仏には献花・献香は火災予防の観点からできません。
弥陀の48願にちなみ、48人単位で一つのまとまり(組)とし、全部で48組の石仏群が山腹に祀られます。
石仏群には遊歩道を整備し直接お参りをすることができます。
永代供養の石仏は、お釈迦様の地インドを彷彿とさせる赤砂岩製で、中国の厳選した彫刻家の作によります。
希望される方には、既製の石仏のほかに、お顔が未完成の石仏を用意し、ご自分の手で完成させることもできます。
また、写真により申し込まれた方のお顔を彫る特別注文もご用意しています。
赤砂岩以外の石材をご希望される場合には、ご希望に応じる事もできます。この場合費用は別途となります。
永代供養を申し込まれた時点で、石仏の制作に取りかかり、できあがった石仏はご自身の手元に置くこともできます。(別途送料がかかります)この場合最終的に青蓮寺にお送りいただき、所定の位置に安置することになります。
石仏設置場所
石仏は順番に墓地上の斜面に台石を置き設置します
永代供養の石仏、第一陣が山腹に祀られました。
沢山の石仏が並ぶと、かなりの存在感を醸し出すのではないでしょうか。
生きた証として末永く祀られます。
下の駐車場から見たところです。
墓地域の上の斜面に設置されている様子が分かって頂けると思います。
石仏の種類のご紹介
阿弥陀仏型
青蓮寺の永代供養墓(家族墓)
阿弥陀仏型(家族用)石仏重量約100㎏
家族そろって阿弥陀様の浄土に集う。そのような思いをこの石仏に込めました。阿弥陀仏座像は、阿弥陀様が極楽浄土でお説法をされている姿を表しています。
(光線の加減で色が違って見えますが同じ材質です)
双体道祖神型
青蓮寺の永代供養墓(夫婦墓)
双体道祖新型(ご夫婦用)石仏重量約130㎏
ご夫婦の仲むつまじさ、苦楽をともにしたお二人の足跡を双体道祖神のかたちで表しました。
ご夫婦の在りし日の姿をそのままに永代供養しようとするものです。像高は台座を含めて約60㎝です。
地蔵菩薩型
青蓮寺の永代供養墓(個人墓)
地蔵菩薩型(男性用)石仏重量約40㎏
地蔵菩薩のりんとした姿は、男性的であり、その姿に想い出を重ねた時、その足跡を偲ぶにふさわしい永代供養の姿と考えられます。像高は台座を含めて約60㎝です。
観音菩薩型
青蓮寺の永代供養墓(個人墓)
観音菩薩型(女性用)石仏重量約30㎏
観音菩薩の優しいお姿は女性にたとえられます。観音様のお姿に在りし日の姿を重ねた時、確かな証としての足跡が永代供養で伝えられることでしょう。
像高は台座を含めて約60㎝です。
舎利容器(骨壺)
それぞれの事情に合わせて4種類のタイプからお選び下さい。
あくまでもインドにこだわっているため、なかなか困難なことが沢山ありました。この舎利容器制作もその一つです。
大で直径10センチほどの大理石の舎利容器です。中・直径8センチ、小・直径6センチ(3種類の大きさを用意しました)
尼蓮禅河の砂と共に永久の眠りにお就きいただきます。自然石ですから様々な風合いがあります。
この舎利容器が石仏の台座に納められます。大・中・小と、用意しました。これは家族型で納める方が多い場合に対応する為です。なお小は、インドの聖地に散骨する場合この容器を用います。
費 用
お地蔵様型・観音様型(既製及び未完成型)について1体につき35万円志納
双体道祖神型(ご夫婦)(既製及び未完成型)70万円志納となります。
阿弥陀仏座像型(家族用(先祖代々))(既製及び未完成型)90万円志納となります。
※未完成型とは、ご自身の手でお顔を仕上げる希望がある方に対して、あえてお顔を仕上げない状態で納めさせていただくことをいいます。
※お顔を特注で彫る場合には約8万円が加算されます。(時価となります)
※個人やご夫婦ではなく、複数の方の場合には、家族型(先祖代々)の永代供養になります。
上記志納金には石仏制作費のほかに、永代供養合葬墓の墓誌(俗名を刻みます)、お位牌制作、過去帳記載、ご命日回向にかかる布施が含まれます。
縁者の方が個別に供養したい場合には、青蓮寺の檀家として法事をすることも可能です。
※お布施は別途必要になります。
青蓮寺永代供養墓苑『アユスの郷』入会規約
第1条(名称)
宗教法人仏守山義国院青蓮寺の永代供養墓苑は「アユスの郷」(アユスのさと)と称し、本規約に同意の上入会(申し込み)をしていただきます。
第2条(使用について)
本墓苑を使用できる方は、入会者に限り、かつ人の焼骨についてのみ埋葬ができます。
第3条(管理運営)
「アユスの郷」は、宗教法人仏守三義国院青蓮寺(以降青蓮寺)が管理運営するものとします。
第4条(入会資格)
入会者は青蓮寺の檀信徒としての資格を有し、時宗の教義によって仏事を行うものとします。入会に当たって過去の宗教・国籍等は問いません。
*入会者には、会費を納入していただきます。(年会費として納入し、寺報、会報、その他行事案内等の送達及び各種行事に参加できます)
第5条(入会許可証)
入会希望者は、別に定める入会申込書を提出し、永代供養料を納入後に必ず入会許可証の交付を受けて下さい。この入会許可証は入会者本人に限り有効とし、譲渡等は一切認められません。退会に当たって永代供養料の返還はできません。
第6条(納骨の方法と期間)
納骨は一部を所定の舎利容器に納め、石仏台座内に安置いたします。他の遺骨については合葬墓に埋葬いたします。希望者については一定期間納骨室にて保管することとします。(期間、費用については別途相談することとします)なお、石仏を始めとして青蓮寺が存続する限り永代供養は終了しません。
第7条(永代供養の内容)
入会されると墓誌に俗名を刻します。(存命中は赤字)葬儀は永代供養料とは別途で、青蓮寺檀信徒の例により青蓮寺の責任において執行させていただきます。もしくは、青蓮寺で指定した時宗寺院、教師による事とします。他の場合には別途協議することとします。納骨以降青蓮寺の定める忌日供養、年回忌供養については本堂での朝回向をします。(塔婆は1周忌・3回忌・7回忌)そのほかに合同供養会の開催。希望される場合には別途法事等もする事ができます。(遺族や縁者の方の申し出、もしくは契約者本人様との別途契約がある場合。布施は別途申し受けます)
第8条(遺骨の返還)
埋骨以後に何らかの事由により遺族等正当な方の遺骨返還請求が生じた場合には、合葬墓に埋葬してある遺骨以外についてのみ返還いたします。この場合石仏等の取り扱いについては別途協議することとします。
第9条(不可抗力による事故)
石仏の風化による劣化や自然災害等による被害が生じた場合には、管理者はその責務を負いません。(自然災害の場合等については可能な限りの回復措置はいたします)
第10条(規約に定めない事項)
本規約で定めない事項については法の定めるところによるほか、その都度管理者と入会者による協議により定めることとします。
第11条(規約の変更)
法律の改正等による正当な事由により規約の変更が必要になった場合には、管理者の判断で改正されることがあります。