青蓮寺は「ひと」が「人」としていきるためになくてはならない寺を目指しています。

時宗の宗祖は一遍上人で、お念仏を称えることを旨としています。また、一遍上人は差別の心なく誰にでも念仏のふだを渡される布教の旅(遊行)をされたことで特に知られ、一遍上人の没後10年目に弟子により編纂された国宝『一遍聖絵』に描かれる場面は、日本史の教科書によく使われています。
時宗の宗祖一遍上人は、熊野本宮(証誠殿)で、熊野権現の神勅により悟りを開かれました。以降16年間、全国をくまなく歩かれお念仏を勧められました(遊行)以来時宗の代々の上人は『遊行上人』と呼ばれることになります。
 時宗の総本山は神奈川県藤沢市にある『清浄光寺』ですが、『遊行寺』の名前で親しまれています。遊行上人の居るお寺ということから遊行寺に。
4月の開山忌は、遊行寺を開かれた第4代呑海上人を、9月の開山忌は時宗の宗祖一遍上人をお祀りする一大行事です。
現在の遊行上人は、遊行74代 真円上人です。
時宗は、よく「北条時宗」と関係あるのかと聞かれますが、関係はありません。
 時宗 青蓮寺は、天正三年に由良成繁公が桐生の地に城をかまえたとき、太田市尾島の地より現在地に新田一族の象徴として移転したものと伝えられています。住職不在の時期も耐えて、一遍上人の法灯を守っています。

 青蓮寺の本尊様は、国指定重要文化財です
本尊様(善光寺三尊)は秘仏で、一年に一日だけご開帳します。ご開帳は秋のお彼岸中日の午前10時~午後3時のみで、どなたにでも参拝していただけます。(拝観料は設けていません)

満開の桜の下での野点(半僧坊大祭の一コマ) 青蓮寺は花が絶えるときがないくらいに、草木の豊かな寺です。

桜は100本ほど有り、花見をしながらの野点は参拝者に喜ばれています(4月第2日曜日)

誰でも気楽に参加できる事業:
①毎月1日午前6時から お経の会(約1時間)
②授戒講座(仏教講座)日程別途
②半僧坊大祭 毎年4月第2日曜日
   
 誰でもお寺を活用できます
①各種相談をお受けいたします(金銭・法的案件をのぞく)
②境内を自由に散策できます(花が多い・池には鯉、金魚、蓮池もあります
③檀家になりたい方(入檀希望者)は住職が面接をします。

生きるための教え、それが仏教です。
①皆さんは、仏教に対して考え違いをしていませんか。
②お葬式や先祖供養は、今あることを感謝し、生きてゆくために必要なことです。供養をしないと霊がたたる、そんなことは断じてありません。人間の弱さや、ご都合主義に対して、怪しげな宗教を語った輩がとりつきます。気が付いてからでは手遅れ、ということもありますよ。
③正しい仏教を知ること、これこそが上手に生きる特効薬です。
④困ったとき、迷ったときなどには、寺に相談してください。
特に自殺をしたくなったら、必ず相談してください。解決の糸口が見つけられるよう、いっしょに考えましょう。
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概 要

正式名称時宗 仏守山 義国院 青蓮寺
よみかたじしゅう ぶっしゅざん ぎこくいん しょうれんじ
宗 派時宗(浄土教の一派です)
本  山総本山清浄光寺(遊行寺)
本  尊善光寺阿弥陀三尊
開  山遊行33世満悟上人
住  職本間 光雄
所在地群馬県桐生市西久方町1-10-1
TEL0277-22-5268
FAX0277-44-9085